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8月8日

マッカの夏祭り、精霊祭開催

(サグの筆跡)
サロウとハニスタには、風の精霊の声を聞ける能力が産まれたときからあるそうだ。
故郷を離れても、今は閉鎖された大陸に渡っても
ブリアティルトでも、その声はささやかながら聞くことができた。


「自然に帰れ」

錬金術の書にはそう書かれている。
錬金術師を志すものなら知っているだろう、自然にあるものすべてが我々人間に反映され
自分たちが自然の一部であることを。

俺は、マッカは自然と共に生きる国だと考えている。
マッカの雄大な自然が生み出す何色にも当てはめることが出来ない一つ一つが作る最高傑作を見た。
風の動き、太陽の輝き、それを隠そうとする影、石の呼吸
人工物に邪魔されないむき出しの自然に、感動を覚えた。


サロウとハニスタの耳に風の精霊の声が届かなくなったのは、フェネクスが眠りから覚めた日からだ。
今まで自分を助け続けてくれた精霊の力が、赤き大地の力が弱まっているのを憂いた男は俺に協力を求めた。


それからしばらくたった8月中旬。
精霊祭は無事に開催された。
誰かの良き思い出となるように祈る。


サロウに何故この時期にしたのかを聞いたら
そっと首元の飾りに触れて教えてくれた
 「とても大切な友人の生誕日だから」と。

閉鎖された大陸での思い出か
その装飾品にどんな重さがあるのか俺は知らない、ただ彼にとって今日の一瞬一瞬が永遠となるように。
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